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2015年 05月 16日
小山さんご出演の舞台を観に行ってきました。
凄く面白かったです! 映像ではない出せないこれぞ舞台の醍醐味! キャラ同士のぶつかり合い、歩み寄り、駆け引き、信念がギューっと詰まった素晴らしい作品でした。 キャラの想いがビンビン、ダイレクトに客席に伝わって来ました。 今後、ご覧になる方もいらっしゃると思うのでネタバレがあまりないよう感想を書きますね。 設定は1945年ソ連軍に猛攻されているヒトラー支配下のドイツ・ベルリン。 ある一人の収容所を脱走してきた男がアパートの一室に駆け込んできて....という話。 その張り詰めた緊張感がずっと舞台の上に立ちこめていました。 セットは左手に電話機と窓、右手にベッド、キッチンというあるアパートの一室。窓から差す光の使い方が臨場感を出していて、見えない外の戦場の瓦礫の景色が伝わってくるようでした。 小山さんの役はエーリヒ・ローデ。脱走犯の役です。ローデにどんな謎があるのか、徐々に引き込まれました。ローデは何度か苦境に立たされるのですが、その度にローデの人となり、知性が滲み出ていました。 騎馬警官のエピ「知恵に勝る武器はなし」というエピソード名を思わず頭に浮かべましたよ。 行動の端々に見える鋭さと確固たる信念を感じました。お話の展開でローデの立場がどんどん変わっていき、それに合わせて小山さんの表情も変わっていかれ、特に相手側を思いやる場面「役に立ちたい」というセリフが本当に心こもっていてフレイザーのお声と重なりました。 そして脚本が秀逸。 どんでんが3回くらい返って、「をーそう来たか!」と意外な展開に唸りましたよ。 アパートにいた影のある少し世を皮肉った感じだった女性アンナを斉藤さんがそれはそれは魅力的に演じられ、彼女の真実が明らかにされる度に最初の振る舞いも納得がいき本当に面白かったです。完璧なキャストと脚本。重い内容ながら所々に笑いも。特にソ連軍曹がいい味出してました。 芝居ってこんなに面白いんだ!と改めて感じる生だからこそ味わえる作品でした。 観劇した後、現在に通じるメッセージ性を感じ、誰かと語り合いたい衝動に駆られました。 ご覧になるチャンスがある方は是非!全力でお勧めします。 観劇後、小山さんとお目にかかることができました。騎馬警官のクマを持っているとおっしゃってくださり、大感動。フレイザーがご縁でこうやって小山さんの素晴らしい舞台を拝見することができて、とても幸運です。また次の舞台を心から楽しみにしています。 「フル・サークル」2015年5月14日(木)~21日(木) 紀伊国屋ホール[新宿駅東口] *** ちょっとだけネタバレ 人間には譲れない一線があり、それに屈してしまったからこそ、間違いが繰り返されたわけですね。それを思い知らされた作品でした。
by santa_sato
| 2015-05-16 01:24
| 演劇 / LIVE
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